1952-06-17 第13回国会 衆議院 郵政委員会 第20号
○山本(久)委員 私ははからずも今回郵政委員として、ただいま委員長がお述べになりましたブラツセルにおける万国郵便会議の席に列するの光栄を得ましたことを、まことに感謝感激しております。なおあちらへ参りました際に、その会議の終了とともに、欧州各国並びにアメリカ等の郵政事業につきまして、できる限りの調査研究を遂げまして、わが日本の郵政事業の今後の改良、改善、発展を期するために、万全の努力を捧げようと思います
○山本(久)委員 私ははからずも今回郵政委員として、ただいま委員長がお述べになりましたブラツセルにおける万国郵便会議の席に列するの光栄を得ましたことを、まことに感謝感激しております。なおあちらへ参りました際に、その会議の終了とともに、欧州各国並びにアメリカ等の郵政事業につきまして、できる限りの調査研究を遂げまして、わが日本の郵政事業の今後の改良、改善、発展を期するために、万全の努力を捧げようと思います
○山本久雄君 ただいま議題となりました簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律案につき、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず政府提案の理由であります。御承知の通り、簡易生命保険及び郵便年金の積立金は、事業創始以来一貫して両事業の所管大臣が管理運用して来たのでありますが、戰時中から戰後にかけまして、臨時の措置として自主的運用が種々制限されて参つたのであります。すなわち
○山本(久)委員 貯金局の方で、推定で今拂いもどしを要求しない者がどのくらいあるかということがわかれば、それを聞かせてもらいたいと思います。
○山本(久)委員 大体わかりました。今日までに六年数箇月も経過しておるのでありますが、それまでにこの貯金者、つまり引出す者のなくなつた場合のものに対して、これを周知せしめるべく何らかの措置をとられたでありましようか、どうでありましようか、その経過を伺いたいと思います。
○山本(久)委員 私はこの機会に、一般郵便貯金についてのお尋ねをしたいと思います。戰時中全国で百五十都市が戰災をこうむつたのでありますが、その戰災都市のうちでも、ことに廣島市は原爆をこうむつたために、二十数万人の人が立ちどころに死亡したわけなのであります。従いましてこの死亡者の中の貯金者は、その遺家族が、子供が疎開しておつて子供だけ残つたというわけで、幾ら貯金をしておつたか、どうなつておつたかということはちつともわからぬ
○山本久雄君 ただいま給與局次長さんからお答えがありました、まことにごもつともだと思います。私は今日中川委員がおられますれば平川委員から発言してもらおうと思つておつたのでありますが、平川委員が御欠席でありますので、ここに委員外の発言を願つたわけであります。くどく申すようでありますが、広島県の幾十箇所の地域給の引上げの中で、平川委員も広島県でありますから、よく詳細を御承知なのでありますが、この大竹町だけが
○山本久雄君 私は委員外からの発言をさしてもらうことをお許し願つたのでありますが、実は広島県の佐伯郡大竹町の地域給に関しまして、この前の国会のときに請願は受理されたと思うのでありますが、重ねて陳情を申し上げる次第であります。広島県からは、ほとんど百近い市町村の、それぞれ地域給の引上げの陳情、請願が出ておるのでありますが、その中で特に、私がただいま申し上げます佐伯郡の大竹町の地域給につきましては、これは
○山本久雄君 ただいま志田委員から私の問わんとするところはほとんど問われましたので、多くを質問する必要のないものと認めておりますが、ただ今八木議員から申されましたごとく、新しい法が制定されました関係上、四十、五十というようなそれぞれの地方の各府県から、各省にわたつて提出された。これについては政府当局におかれましても、相当考慮していただきたいと思いますことは、一昨年広島市と長崎市が原子爆弾の被害をこうむりました
○山本(久)委員 御異議ないと認めます。御異議なければ篠田弘作君が委員長に当選されました。(拍手)よつて本席を委員長篠田弘作君に譲ります。 〔篠田弘作君委員長席に着く〕
○山本(久)委員 これより会議を開きます。 私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条によりまして、委員長が選任されるまで委員長の職務を行います。 ただいまより委員長の互選を行いますが、その方法についてお諮りいたします。
○山本久雄君 若干の金と言われますが、大体全額合せて今度の補正予算で今御説明になつておる九千何万円、事業費が一億何ぼということでしたが、広島県のみでも五億からの地盤沈下によつての経費がいるのでありますが、それを和歌山県なり四国四県、中国方面三県、こういう方面へ全体振りあてられるというのではどうにもこうにも処置のしようがなかろうと思うのですが、いかに補正予算で応急措置とはいいながらあまりに少額ですが、
○山本久雄君 上水道もこれは緊急欠くべからざるものでありますが、今の広島県の状態等について、答弁があるのですか、ないのですか。
○山本久雄君 ちよつとお尋ねしてみるのですが、今前田委員から、四国地方の地盤沈下その他の災害についての報告がありました。当局もそれについての答弁があつたのでありますが、この地盤沈下については、四国並びに中国地方——岡山県の一部、山口県の一部、広島県は特に沿岸島嶼部が非常な惨害をこうむつておる。先般のキジア台風の際におきましても、塩田のみでもおよそ百町歩に余るところの塩田がすつぽり水浸しになつておる。
○山本久雄君 ただいま議題となりました、農林委員会付託にかかわる、内閣提出、参議院送付、植物防疫法案、農林物資規格法案並びに地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、動植物検疫所の出張所設置に関し承認を求めるの件、以上三件につきまして、審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。 まず、植物防疫法案から御報告いたします。 御承知のごとく明治二十九年に害虫駆除予防法が制定され、国内におきまする病害虫
○山本(久)委員 ただいま調査団に対する御質問がありましたが、その要点から申しますと、種ばれいしよの腐敗等についてこの数量をごまかして、公団員が、不正を行うのじやなかろうかという意見でありますが、この問題について、私ども調査団は各倉庫を調べてみたのでありますが、数量については乱俵はありましても、その乱俵が数が算えることのできないようなふうでないのでありますから、必ずや数量の点については、正確な数字が
○山本(久)委員 ただいま委員長から申されました公団調査に関する報告をいたします。 公団に関する調査団一行は、去る三月二十五日以降七日間にわたつて、名古屋、大阪、京都、御戸、東京の各地公団支部または支所について、現地調査を行つたのであります。調査目標は一、公団の滯貨、二、売掛金の処理、三、公団制度改廃後における機構の問題等を中心題目として調査を遂げ、各公団の現状についてのその実態を把握し、現地官民
○山本(久)委員 大体において今の安部委員の質問の中に入つております。ただこの文書の末尾にあります、前農林政務次官北村一男氏が、四千万円の残金三千万円を林野庁関係者—この関係者ということについて、証人は薪炭課長ということを申しましたが、これは現在の薪炭課長でありますか前の薪炭課長でありますか、名前をはつきり言つてください。
○山本久雄君 ただいま議題となりました廣島平和記念都市建設法案について、その提案理由の概略を御説明申し上げます。以下四つの理由をあげて、廣島市を平和記念都市として建設しなければならないゆえんを申し述べたいと存じます。 理由の第一は、廣島市の戰災は世界史的意義をもつているのであるから、これに対して國家の國際的措置が必要であるということであります。回顧いたしますれば、三年九箇月前、すなわち昭和二十年八月六日午前八時十五分
○山本(久)委員 次官の御答弁で、私は重ねてこの際お願いしておきますが、大した予算はいただかなくともよかろうと思うのであります。今日二十四年度の予算はまことに圧縮されておるのでありますから、これは各省ともお困りになつておろうと思いますので、私は多くの要求はいたしませんが、少くも現在國立病院があるのでありますから、わずかな残つておりまするその原子爆彈症の悩める者に対して、これに無料救済の手を延べる機関
○山本(久)委員 ただいまの答弁を聞きまして、私の質問する意思とは少し違つておるのであります。なるほど研究をやつておられることは事実なのです。昭和二十年の八月六日に、人類史上にかつてない原子爆彈が廣島に投ぜられた。それから旬日を出でずして長崎に投ぜられた。しかも廣島に投ぜられたときには、原子爆彈というものであるかということさえも何人も知らなかつた。從つてその当座の應急処置としても、医者はそれぞれ自分
○山本(久)委員 私は厚生委員でないために今日まで質問する機会を得なかつたのでありますが、本來ならば大臣の答弁を求めたいのでありますけれども、先刻聞きますと、大臣の責任をもつて答弁すると申されますのでお尋ねしてみたいのですが、原子爆彈症の救済治療について当局はいかなる措置を今日までとつておられるか、まずこれを承りたい。
○山本(久)委員 この際ちよつと文部当局にお尋ねしてみたいのでありますが、國宝に指定されております建造物について、その修理等に関してどういう御方針であられましようか。私のお尋ねしてみたいのは嚴島の千疊閣、五重の塔その他の建造物が、腐朽その極に達しておるのであります。近來神社の経営はまことに悲惨な状態になつておりますが、來年度の予算の中に嚴島の國宝に指定されております建造物の修繕の予算か何か計上されておるのでありましようか